アキコ先生

Vol.6~歯みがき粉の選び方

あなたにオススメの歯磨き粉とは?

歯磨き粉には、歯周病に効くタイプや歯を白くする作用があるものなど、沢山の種類の歯磨き粉が販売されていますが、皆さんはどのように歯磨き粉を選んでいますか?

多くの方は、価格で選んだり、デザインで選んだり、これといった理由がないまま、購入していますよね。でも歯磨き粉選びはとても重要です!自分の口の中の状況に合った歯磨き粉を使うことで、虫歯や歯周病を防ぐサポートをしてくれるのです。

歯を白くする歯磨き粉

一般的に、歯の表面についた着色は研磨剤の入った歯磨き粉を用いて磨くことで落とすことになります。しかし、この方法では歯の表面に傷がつき過ぎてしまうと余計に着色がつきやすくなるかもしれません。

このサイトでは、あまり特定の商品をオススメしないことにしているのですが、今回は、歯医者さんで取り扱いしている歯科医院専用の歯磨き粉をご紹介します。

アパガードリナメルという商品は、ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトが虫歯の原因となる歯垢を絡めとり、汚れがつきにくい歯にしてくれます。しかも研磨剤が入っていないにもかかわらず、着色汚れを落とす成分が配合されているので、歯を傷付ける心配がないのに、歯を白くすることができます。

小さなお子様にオススメの歯磨き粉

ママたちは、どの歯磨き粉を使えば良いのでしょうか?フッ素が配合されている歯磨き粉を選びましょう。フッ素は、市販されている子供用歯磨き粉のほとんどに含まれています。

一般的に、フッ素濃度は高いほうが良いとされており、フッ素濃度は900~1000ppmの歯磨き粉を選ぶようにしましょう(もしお子様がうまく磨けない初期は、500ppmのもので練習してもよいかもしれません)。また、研磨剤入りの歯磨き粉も避けた方が無難でしょう。子どもの柔らかい歯に使用すると、歯を痛める原因になるので、注意してあげてくださいね。

歯周病に効く歯磨き粉

歯医者さんがおすすめする定番品としてコンクールジェルコートFという商品があります。研磨剤が含まれておらず、かつ発泡剤無配合で清涼感がある歯科医院での販売専用商品です。

ペーストタイプではなくジェルタイプなので、歯に薬剤がとどまりやすく、成分が歯のすみずみまで行きわたり、高い殺菌力で虫歯や歯周病を予防します。フッ素コートで虫歯予防を促しながら、塩酸クロルヘキシジンという成分で歯周病を予防できるオススメの歯磨き粉です。

高梨亜希子
デンタルクリニック マ・メゾン勤務
東京歯科大学卒業
[ Web ]
渋谷の歯科 マ・メゾン

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